「水を飲むだけで手軽に痩せられる!」と話題になった水ダイエット。
いざ始めてはみたものの、なかなか思うように成果が出ない、最悪の場合は体調を崩してしまった・・・そんな経験ありませんか?
今回は日々忙しいあなたでも手軽に取り組める強い味方、水ダイエットで安全に、かつ、成果を出すための6大ポイントをお伝えします!
自己流水ダイエットには最悪の結末が!安全に成果を出す6大ポイント
ポイント1:知らなきゃ損をする!驚異の水ダイエットメカニズム
適度に水を飲むことは血液循環悪化を防止し、酸素や栄養が細胞に行き届きやすく、また、老廃物や毒素を回収しやすくなることで、ダイエットに有用な2つの効果をもたらしてくれます。
1)基礎代謝量向上
細胞の再生時にもエネルギーは使用されており、新陳代謝が活性化されることで基礎代謝量が向上します。その他にも水分不足による便秘の方の場合、腸の蠕動運動が活発になることで基礎代謝量が上がり、より脂肪を燃焼しやすい身体が手に入るというわけです。
反対に、新陳代謝が鈍化すると見受けられるのが体温の低下で、1度体温が下がると基礎代謝量は約12%下がると言われています。例えば30代、53kgの女性の体温が1度低下した場合、1日当たり
1,150(kcal)×0.12=138(kcal)
(厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」の策定報告書を基準)
つまりはウォーキング1時間弱程度のカロリーが日々消費されなくなると思うと・・・馬鹿にできない数字ですよね。
2)デトックス(=老廃物や毒素を体外へ排出する)効果
回収した老廃物や毒素は腎臓によって血液から取り除かれ、尿として排出されるのですが、水を飲めばトイレが近くなるのは想像つきますよね?この利尿作用がデトックス効果に一役買っています。その他にも
・血液循環が良くなる⇒体温上昇⇒汗によるデトックス効果促進
・便秘解消⇒老廃物や毒素の再吸収防止
これらのデトックス効果がむくみを解消し、体重減少に繋がります。
ポイント2:軟水のミネラルウォーター、または、水素水を選ぼう!
一言で「水」と言ってもたくさんの種類がありますが、1番身近なのはミネラルウォーターではないでしょうか?ミネラルウォーターには硬度によって軟水、硬水と分かれています。硬水の方がミネラルを多く含んでいるため、代謝向上や便秘解消に効果があると言われておりますが、日本人が主に摂取しているのは軟水であり、硬水を飲み過ぎるとお腹が緩くなる、腹痛を起こすといった可能性も。
もう一つオススメするのが水素水です。日々の生活で消費されるエネルギーの副産物として活性酸素と呼ばれるものが生み出されているのですが、そのうちの悪玉活性酸素(ヒドロキシルラジカル)は他の物質と結びつきやすく、脂質を過酸化脂質へと変化させ、血液循環を悪化させます。
その他にも
・ストレス
・紫外線
・電磁波
以上のような日常に溢れているものや、
・タバコ
・アルコール
以上のような悪習慣からも悪玉活性酸素は生み出されており、言わば現代はダイエットの敵ばかり。
そんな悪玉活性酸素による血液循環悪化を防止すると言われている、ダイエットの強い味方こそが水素水なのです。水素水に含まれる活性水素は悪玉活性酸素に素早く結びつき、除去できることを日本医科大学の太田成男教授が動物実験で証明しています。ただし、水素水に含まれる水素は減りやすく、アルミパウチ型のような密封度の高い容器でないと効果が減りやすいこと、中には全然効果が無い商品もあること、ミネラルウォーターと比較して高価であることにご注意ください。
ポイント3:水の温度は5~15度で!
腎臓内科担当である日本医科大学の飯野靖彦教授によると、腸での吸収には5~15度が最適と述べています。そのうえで、ダイエット効果を狙うのであれば少し冷ためを選びましょう。ドイツのマイケル・ボッシュマン医学博士らが行った実験や、2006年にスイスの研究グループによって行われた水誘導熱産生に関する研究により、冷たい水を飲むことでわずかながらもカロリー消費促進に繋がることが認められたからです。
ただし、極端に冷たいと胃腸への負担が大きく、血液循環の悪化や疾病の原因となってしまいますのでご注意ください。
ポイント4:軽い気持ちで行うと生命の危機に!
「水の選び方もわかったし、あとはとにかく水を飲めば良いでしょ?」
・・・なんて思った方は要注意!腎臓は1分間に16ミリリットルしか水分を処理出来ないため、極端な量を飲み過ぎる、または、一気飲みすると体内のナトリウム濃度が低下し、低ナトリウム血症という病気を引き起こす可能性があり、重症化すると最悪の場合、命を落とすこともあります。
また、心不全や腎疾患も低ナトリウム血症の原因となりうるため、心機能や腎機能が正常に機能しているかわからない方は、取り組む前に必ず医師の診断を受けるよう、体系化された水の治癒メカニズムである飲水法を提唱したイラン人医師バトマンゲリジ氏も述べています。
ポイント5:適量の水を複数回に分けて!
一気飲みの危険性について把握したところで、では具体的にどのように水を飲めば良いか?そこで参考にしたいのが前述の飲水法です。飲水法では、1日に体重の30分の1~50分の1の水を毎食30分前にグラス1杯、2時間半後にグラス1杯、と複数回に分けて飲みます。例えば、体重が60キロの方では複数回に分けて、1日かけて1.2~2リットルを飲むということです。
また、天然塩を1日1〜2グラムを水と併せて摂ることを推奨しています。
天然塩には低ナトリウム血症を防止するナトリウムや、体内の余分なナトリウムや水分を体外に排出し、むくみを防止するカリウムを始めとするミネラルが精製塩より豊富に含まれています。
日頃あまり水を摂取しない方の中には、最初は目安量飲むことが苦しいと感じる方もいるかもしれません。あくまで目安量なので、苦しいと感じる方は無理のないペースで始めていき、徐々に目安量に近づけていきましょう。飲水量が増加した人の方が体重や脂肪の減量率も大きいことは、スタンフォード大で行われたA TO Zというダイエット調査のデータでも判明しています。
ポイント6:食事前30分で500ml弱を意識すると効果アップ!
余裕のある方はステップアップ!食事前30分で500ml弱の水を飲むよう意識すると、カロリーゼロの水で胃を満たすことで満腹感を得ることができるため、ダイエットに効果的かもしれないと栄養研究者であるバージニア工科大学のブレンダ・デイビー博士は述べています。
実際にデイビー博士は食事前30分でコップ2杯(約470ml)の水を飲んでもらう研究を行い、以下の2点を証明しています。
1)75~90カロリー分の食事量減少
2)食事療法のみを12週間にわたり行った人より、水を飲んだ人は約5ポンド(約2.2キロ)減量
以上、今回お伝えした「自己流水ダイエットには最悪の結末が!安全に成果を出す6大ポイント」はいかがでしたでしょうか?この6大ポイントを知らずに、今まで苦しい想いをしていませんでしたか?
ポイントを押さえた水ダイエットを早速取り入れ、継続することで日々忙しいあなたも手軽に、かつ、安全に見た目も内側も健康的な身体を手に入れてください!
まとめ
自己流水ダイエットには最悪の結末が!安全に成果を出す6大ポイント
ポイント1:知らなきゃ損をする!驚異の水ダイエットメカニズム
ポイント2:軟水のミネラルウォーター、または、水素水を選ぼう!
ポイント3:水の温度は5~15度で!
ポイント4:軽い気持ちで行うと生命の危機に!
ポイント5:適量の水を複数回に分けて!
ポイント6:食事前30分で500ml弱を意識すると効果アップ!