多忙な毎日を送る中、体力の衰えを感じる、体調を崩しやすくなるといった運動不足を感じても、「まだダイエットする必要もないし・・・」と言って、ついつい運動するのを先延ばしにしてしまう・・・あなたは心当たりありませんか?
「運動=ツライ」というイメージを持たれている方も多いですが、今回は簡単な運動習慣を身に付けるだけで健康と若さに満ち溢れた人生を送っていただくための運動6ポイントをお伝えします!
ダイエットだけじゃない!健康と若返りまで手に入れる運動6ポイント
ポイント1:【超重要】人体の原理原則
人体の原理原則は2点あり、まず1点目は「使わない=無くなる」です。
1) 有酸素運動の不足
⇒酸素摂取/消費能力の低下
⇒体力の低下
2) 筋力不足
⇒正しい姿勢を維持が困難
⇒背中~腰を始めとする体の痛み
以上のように、もしあなたが何か体の変化を感じているとしたら、それは運動不足も原因の1つかもしれません。
もう1点は上述とは逆に、「使う=得る」です。運動習慣を身に着けることで、何歳からでも健康や若々しさ、ダイエットの成功を手に入れることができることは、
・山本昌投手
(2014年に48歳4か月での勝利記録を始め、数々の史上最年長記録を塗り替えたプロ野球選手)
・三浦和良選手
(2015年にJリーグ最年長得点記録を48歳1カ月24日に更新し、海外メディアからも取り上げられたプロサッカー選手)
以上を始めとする、年齢という枠に囚われず活躍する方々を見れば一目瞭然ではないでしょうか?
ポイント2:驚異のガン発症率85%減!
No.1) がん
No.2) 心疾患
No.3) 脳血管疾患
お気づきかもしれませんが、以上は日本人の死因TOP3です。ノーベル医学賞を受賞したドイツのオット・ワールド博士によると、ガンの発生原因は細胞の酸素不足によるものだと述べています。また、労働科学研究所所長を務めた小山内博医師は、心疾患や脳血管疾患も同様であると述べています。
運動は毛細血管を増加させ、細胞への酸素供給を円滑にするため、上述の病気に有効だと言われています。特に有酸素運動の有効性は数々の研究で明らかにされており、ガンに対しては驚異の発症率85%減!ダイエット効果で生活習慣病にも有効であり、健康的な人生を送るには運動が不可欠だと言っても過言ではありません。
ポイント3:万病のもととなる体の冷えを改善!
女性に限らず、男性にも増加傾向のある冷えに関する問題は、「冷え性」であれば、
1) 肩こり
2) 頭痛
3) 腰痛
4) 腹痛
5) 不眠
6) 免疫力の低下
以上の6点を代表する体調不良の原因となります。その他にも「低体温症」はダイエットの心強い味方である基礎代謝も低下させ、1度体温が下がるだけでその低下率はなんと、約12%も!
そこで運動習慣を身に着けることにより、以下の2点から冷えの改善に繋がります。
1) 毛細血管の増加
新陳代謝が活性化することで発生する熱が増え、冷えの改善に繋がります。
2) 筋力向上
筋肉は心臓から送り出された血流を補助する役割を担っており、血行促進が新陳代謝の活性化に繋がります。特に脚の筋肉は「第2の心臓」と呼ばれ、心臓から送られてきた血液を送り返す重要な役割を担っています。
ポイント4:体を内外から若々しく!
運動することで毛細血管が増加すると、
1) 栄養供給
2) 老廃物の回収
以上の2点も円滑に行われるようになり、細胞の生まれ変わり(=新陳代謝)が活性化し、若々しい体を手に入れることができます。
また、筋トレをすることで分泌が促進される成長ホルモンには肌ダメージの回復効果もあり、最近の予防医学・抗老化医療でも「総合ホルモン補充療法」で利用されているほどです。成長ホルモンの分泌量は20代をピークに激減し、40代に突入する頃にはピーク時のおよそ半減!ですので、運動習慣により成長ホルモンの分泌量を増やしてあげることはダイエット効果だけでなく、肌まで美しくなれる、アンチエイジングに重要な要素なのです。
ポイント5:効果抜群で簡単な運動法!(有酸素運動編)
オススメしたいのが「週3回以上、最低30分の有酸素運動」で、半年間継続した時の毛細血管の増加はなんと、約30~50倍!有酸素運動の習慣化はダイエットの習慣化だけでなく、より健康的な人生を送ることにも繋がります。
理想は以下の3部構成です。
1) ウォーミングアップ(10~15分)
2) 有酸素運動(20~45分)
3) クールダウン(10分程度)
以下の年代別の目安心拍数一覧を参考に、心拍計を使用する等して、心拍数をキープするように意識しましょう。
<<年代別の目安心拍数一覧(※)>>
年代 | 目安の心拍数(※1) | ウォーミングアップ時(※2) |
---|---|---|
20代 | 143~148 | 130~135 |
30代 | 137~142 | 125~130 |
40代 | 131~136 | 120~125 |
50代 | 125~130 | 115~120 |
※「(最大心拍数(220-年齢)-安静時心拍数)×係数+安静時心拍数」(カルボーネン法) を使用
※1 「係数 = 0.6」で算出
※2 「係数 = 0.5」で算出
ポイント6:効果抜群で簡単な運動法!(筋トレ編)
多忙なあなたにオススメしたいのが「パワーファクタートレーニング」で、ポイントは以下の3点です。
1) セット数は1セット
2) 一定時間内にかけた負荷を測定
3) 次回は「5~10%」負荷を高めることが理想
例えば、1分間で腕立て伏せが10回できた場合、次回は1分間で11回を目標に取り組みます。
加えて、筋トレに共通するポイントとして、以下の2点も押さえておきましょう。
1) 関節を曲げ切らない、伸ばし切らない
・筋肉が休む
・関節の怪我
以上の2点を防止します。
2) 有酸素運動の前に行う
有酸素運動のダイエット効果を高めます。また、有酸素運動後では成長ホルモンの分泌量が減少します。
その他に、特に女性にオススメしたいのが軽い負荷や自身の体重でも回数をこなすことで、多くの成長ホルモン分泌が期待できる「スロートレーニング」です。ポイントは「重さに耐える時間を長めにする」ことで、例えば腕立て伏せの場合、「腕を曲げるのに3秒⇒腕を伸ばすのに1秒」のように行いましょう。
以上、今回お伝えした「ダイエットだけじゃない!健康と若返りまで手に入れる運動6ポイント」はいかがでしたでしょうか?運動の必要性を薄々と感じていながら、先延ばしにすることで多くのものを失っていませんでしたか?
今回お伝えした6ポイントを踏まえ、より健康的で若々しい自分に生まれ変わり、エネルギッシュに人生を満喫してください!
まとめ
ダイエットだけじゃない!健康と若返りまで手に入れる運動6ポイント
ポイント1:【超重要】人体の原理原則
ポイント2:驚異のガン発症率85%減!
ポイント3:万病のもととなる体の冷えを改善!
ポイント4:体を内外から若々しく!
ポイント5:効果抜群で簡単な運動法!(有酸素運動編)
ポイント6:効果抜群で簡単な運動法!(筋トレ編)